行くまでに時間があったので、色々調べていたらバリ島にハマってしまいました


by yonica
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番外編:スーパー銭湯

脳梗塞の後遺症で左半身には温度、痛みに対する感覚障害がある。唯一のメリットは冷たい布団に入っても暖かく感じるくらいのもので、物の温度や痛みを正常に感ずることができないのは結構やっかいで、火傷や怪我の危険性もある。また、その感覚障害に伴う発汗異常で、夏は非常に過ごし難い季節である。

しかし、発病から2年近く経って症状に大きな変化はないし、これと言った有効な治療法もないので、感覚障害があるものだと思って上手に付き合っていくしかないと思っている。

とは言え、血行を良くすることは決して悪いことではなく、主治医とも相談して、昨年の夏頃から、「スーパー銭湯」に「湯治」に通っている。

改めて考えてみると、旅館等の大風呂には入ったことはあっても、「銭湯」と云うものには、この年になるまで全く行ったことが無かった。現在の場所に住んで20年以上経つが、近場でどこに銭湯があるのか全く知らなかったので調べてみたところ、行ける範囲に数件の銭湯があった。このご時世、銭湯などもうそんなに無いだろうと思っていたので、その数の多さに驚いた。

その中から、血行促進に効くと言われる「高濃度炭酸泉」がある「スーパー銭湯」に週2回通っている。前回書いたように、自分で車を運転して行くと云う訳にはいかない。そこで、その銭湯へは、最寄り駅までバスか徒歩で行って、数駅電車に乗り、更にその駅から銭湯の送迎バスに乗って通っていた。

実はこの銭湯までは、自宅から直接歩いて行けば、高低差の多い経路ではあるものの距離的には3.5Km弱しかなく、上記の経路は四角形の3辺を行くような遠回りになる。しかし、体力増強の意味で一日トータルでは7~8Km歩くことを心がけてはいたものの、高低差の多い経路を一度に3.5Km歩くのはさすがにきついだろうと思って、銭湯まで歩いて行くことをなかなか実行できずにいた。

しかし、約2ヶ月程前に意を決して歩いてみると、以外に何とかなるものだと云うことが分かった。そこで、最近は自宅から往復とも歩いて通っている。体は正直なもので、行きはまだ元気なので35分前後で着くのだが、帰りは疲れているので、40~45分位かかってしまう。

上記とは別にもう少し近くの銭湯に、85歳になる父と一緒に週1回通っている(結局、週3回銭湯に通っている)のだが、こちらはどちらかと言うと「湯治」と言うよりも、高齢の父を何とか外に連れ出そうと言う意味合いが強いので、ここでは詳しく書かない。

銭湯に通うようになって驚いたのは、高齢の常連客の多さである。しかも、単に高齢なだけではなく、体(運動能力)に何らかの障害を持った多数の高齢者の方々が頑張って通ってきているのには本当に驚かされた。中には浴室の中を杖をついて歩いている方もいるし、ほんの数センチ位ずつ摺り足で歩いている方もいる。また、送迎バスに手を使ってにじり乗ってくる方もいる。

そう云う方を見ていると、人間の生への執着は本当に凄いものだと思う。と同時に、私も障害は抱えているものの、運動能力と云う意味では上記の方々よりはよほど健常者に近い訳で、彼らがあれだけ頑張っているのだから私はもっと頑張らなければならないなと、いつも励まされている。銭湯まで歩いて行けるようになったのも彼らのその励ましのおかげかも知れない。
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by yonica | 2013-03-31 13:13 | その他